PR 当サイトはプロモーション広告を利用しています

ポメラニアン飼うんじゃなかった…後悔する前に知るべき7つの現実

ポメラニアン

ふわふわで可愛らしい見た目に惹かれてポメラニアンを迎えたものの、想像していた生活とのギャップに悩んでいませんか。

小さくて飼いやすそうというイメージとは裏腹に、ポメラニアン飼うんじゃなかったと感じてしまう飼い主は少なくありません。

吠え声の大きさやポメラニアンの性格の頑固さ、ポメラニアンムカつくと感じるほどの問題行動に直面し、ポメラニアン飼うのが大変だと実感する日々が続くこともあるでしょう。

ポメラニアンなつかないと悩んだり、ポメラニアンうざいと思ってしまったり、ポメラニアンを飼う人の特徴を調べて自分に向いているか不安になったりと、迎える前には予想もしなかった悩みが次々と現れます。

この記事では、後悔する前に知っておくべき厳しい現実と、それでも愛し続けられる飼い主になるための具体的な方法をお伝えします。

  • ポメラニアンを飼って後悔する7つの具体的な理由と対処法
  • 想定外の医療費や生涯コストの現実的なシミュレーション
  • 後悔しないために飼う前に準備すべき金銭面・時間面の覚悟
  • ポメラニアン飼育に向いている人・向いていない人の特徴

「ポメラニアン飼うんじゃなかった…」後悔する7つの現実

後悔する理由具体的な内容対策の難易度
吠え声の大きさ小型犬なのに驚くほど通る声、近隣トラブルのリスク
トイレの失敗賢いはずなのに覚えが悪い、掃除に追われる日々
抜け毛の多さ換毛期は部屋中毛だらけ、毎日の掃除が必須
分離不安留守番中の破壊行動、粗相、無駄吠え
医療費膝蓋骨脱臼や気管虚脱など高額手術のリスク
しつけの難しさ頑固で言うことを聞かない、主従関係が崩れやすい
体臭・口臭皮脂腺が発達、定期的なケアが不可欠

想像以上に吠える声が大きくて近所迷惑が心配

ポメラニアンを飼って最初に直面する現実が、予想を遥かに超える吠え声の大きさです。

体重2〜3kgの小さな体からは想像もつかないほど、高く響く声で吠え続けます。

番犬気質が裏目に出る吠え癖

ポメラニアンはもともと番犬としての役割を担っていた犬種です。

そのため、インターホンの音、宅配業者の足音、外を通る人の気配など、あらゆる刺激に対して警戒心を発揮します。

飼い主からすれば「そんなことで吠えなくても」と思うような些細な音にも、全力で反応してしまうのです。

マンションやアパートなどの集合住宅では、この吠え癖が深刻な問題になります。

壁が薄い物件では隣室まで響き渡り、苦情に繋がるケースも少なくありません。

実際に、ポメラニアンの吠え声が原因で退去を余儀なくされた飼い主もいます。

興奮しやすい性格が拍車をかける

ポメラニアンは活発で好奇心旺盛な性格のため、嬉しい時も興奮して吠えます。

飼い主の帰宅時、散歩の準備を始めた時、おやつをもらえる時など、喜びを表現する手段として吠えることを覚えてしまうと、矯正が非常に困難になります。

しつけで改善できるケースもありますが、遺伝的な気質による吠え癖は完全に無くすことが難しいのが現実です。

「静かな小型犬」を期待してポメラニアンを選ぶと、後悔することになるでしょう。

トイレのしつけがなかなか覚えられない…

賢い犬種として知られるポメラニアンですが、意外にもトイレトレーニングに苦戦する飼い主が多いです。

普段はトイレで排泄できるのに、飼い主の留守番時や興奮した時に失敗するというパターンが頻発します。

ストレスによる粗相が多発

ポメラニアンは繊細な性格のため、環境の変化やストレスによってトイレを失敗することがあります。

特に分離不安を抱えている個体は、飼い主の不在時にパニック状態に陥り、自律神経の乱れから排泄をコントロールできなくなります。

これは学習不足ではなく生理的な反応なので、叱っても改善しません。

また、マーキング行動として故意にトイレ以外の場所で排泄するケースもあります。

特にオスは縄張り意識が強く、去勢手術を行っても完全には収まらないことがあります。

掃除と消臭の日々に疲弊

トイレの失敗が続くと、飼い主は毎日のように床やカーペットの掃除に追われます。

臭いが染み付くと完全に取り除くのが困難で、来客時に恥ずかしい思いをすることもあるでしょう。

専用の消臭剤や洗剤にかかる費用も馬鹿になりません。

トイレトレーニングは個体差が大きく、完璧に覚えるまで数ヶ月から1年以上かかることも珍しくありません

根気強く向き合える覚悟が必要です。

抜け毛が災害級…部屋中が毛だらけに

ポメラニアンを飼って最も衝撃を受けるのが、想像を絶する抜け毛の量です。

ダブルコート構造の被毛を持つポメラニアンは、春と秋の換毛期になると、まるで別の犬が1匹できるのではないかと思うほどの毛が抜け落ちます。

抜け毛ランキング上位の実力

ある調査によると、ポメラニアンは犬種別抜け毛ランキングで第4位に位置しています。

大型犬であるシベリアンハスキーやゴールデンレトリバーに次ぐ順位ですが、体重比で考えればポメラニアンの抜け毛密度は圧倒的です。

換毛期には、朝掃除機をかけたのに夕方にはまた毛の塊ができているという状態が続きます。

ソファや衣服には常に毛が付着し、黒い服を着ることが躊躇われるようになるでしょう。

粘着テープのコロコロは生活必需品となり、消費量も馬鹿になりません。

毎日のブラッシングが必須

抜け毛対策として、専用ブラシを使った毎日のブラッシングが欠かせません。

ファーミネーターのような高性能ブラシでアンダーコートを取り除かないと、抜け落ちた毛が体に絡みつき、毛玉や皮膚炎の原因になります。

しかし、ブラッシングには1回20〜30分かかり、これを毎日継続するのは想像以上に大変です。

忙しい日々の中で時間を捻出できず、ケアを怠ると被毛はすぐに荒れてしまいます。

時期抜け毛の状態必要なケア頻度
春の換毛期(3〜5月)冬毛が大量に抜ける、最も多い時期1日2回のブラッシング
夏(6〜8月)比較的少ないが継続1日1回
秋の換毛期(9〜11月)夏毛が抜けて冬毛に生え変わる1日2回のブラッシング
冬(12〜2月)落ち着くが定期ケアは必要1日1回

留守番が苦手で分離不安がひどい

ポメラニアンの甘えん坊な性格は、飼い主にとって愛おしい特徴である一方、分離不安という深刻な問題行動を引き起こす原因にもなります。

これは単なるわがままではなく、明確な精神疾患です。

分離不安の症状と影響

分離不安を発症したポメラニアンは、飼い主の不在時または不在を予期した際にパニック状態に陥ります。

具体的な症状として、持続的な吠え続け、家具やドアの破壊行動、トイレ以外での排泄、嘔吐や下痢といった身体反応が現れます。

ペット保険の調査によると、分離不安は社会化不足、環境変化、トラウマ体験などが複合的に作用して発症します。

特に、在宅勤務から出社に切り替わったり、結婚や出産で生活リズムが変わったりすると、急激に症状が悪化するケースが多いです。

フルタイム勤務との両立は困難

成犬であっても、留守番の限界時間は6〜8時間が目安とされています。

それ以上の時間を一人で過ごすことは、排泄の我慢による身体的負担や精神的ストレスが許容範囲を超えます。

パピー期であれば2〜3時間ごとのケアが必要です。

フルタイムで働く一人暮らしの方や、共働き世帯では現実的に飼育が難しいでしょう。

ペットシッターやドッグホテルを利用する手もありますが、それには月数万円の追加費用がかかります。

分離不安の治療には長期的な取り組みが必要

行動療法として「出かけるふりをしてすぐ戻る」などの脱感作療法を行いますが、効果が現れるまで数ヶ月かかります。

重度の場合は抗不安薬の投与も必要になりますが、これも即効性はありません。

想定外の医療費に家計が圧迫される

小型犬だからお金がかからないという認識は大きな誤りです。

ポメラニアンは特有の遺伝的疾患や構造的な身体の脆弱性を抱えており、医療費は想像以上に高額になります。

頻発する日常的な疾患

ペット保険の請求データによると、ポメラニアンがかかりやすい病気のトップ5は以下の通りです。

順位疾患名平均診療費(1回)リスク詳細
1位胃腸炎16,000円小さな体のため脱水が急速に進行、輸液が必要
2位下痢9,000円ストレス性腸炎も多発、幼犬・老犬は特に注意
3位外耳炎12,000円被毛が耳道を塞ぎやすく、アレルギーと併発
4位歯周病62,000円全身麻酔下でのスケーリングや抜歯が必要
5位皮膚炎14,000円ダブルコートが湿度を溜め込み真菌繁殖

これらは一見軽微に見えますが、ポメラニアンの体重2〜3kgという極小サイズのため、わずかな体調不良でも重症化しやすいのが特徴です。

高額手術が必要な遺伝的疾患

本当に恐ろしいのは、突発的に数十万円の出費を要する重篤疾患です。

膝蓋骨脱臼(パテラ)は小型犬の宿命とも言える関節疾患で、片足の手術で20万円〜40万円、入院費や検査費を含めると25万円〜50万円が相場です。両足を手術すれば倍の費用がかかります。術後は数ヶ月の安静とリハビリが必要で、共働き世帯では管理が困難になることもあります。

気管虚脱は気管の軟骨が変形し呼吸困難に陥る疾患で、進行すると窒息死のリスクがあります。気管内ステント留置術という手術が必要になると、手術費用だけで50万円以上かかります。確定診断のための気管支鏡検査も25万円〜35万円と高額です。

心臓病(僧帽弁閉鎖不全症など)は10歳を超えると発症リスクが高まります。手術を行わない場合でも、生涯にわたる強心薬・利尿剤・血管拡張剤の投与が必要で、月額数万円の固定費が発生し続けます。重症例では保険金請求が199万円を超えたケースも報告されています。

年齢とともに跳ね上がる医療費

医療費は年齢とともに指数関数的に増加します。

平均的な年間診療費は、0歳で約16,000円、1〜4歳で約30,000円、5〜8歳で約43,000円、9〜12歳で約51,000円となっています。

ただし、これはあくまで平均値であり、手術を実施した年は単年で50万円以上跳ね上がることを前提とした資金計画が必要です。

しつけが思うようにいかず、頑固な一面にイライラ

ポメラニアンは知能が高く学習能力もあるのですが、自立心と警戒心が強いため、従順さでは他の犬種に劣る傾向があります。

賢いからこそ、飼い主を試すような行動を取ることも少なくありません。

主従関係が崩れやすい

可愛らしい見た目につい甘やかしてしまうと、ポメラニアンは自分がリーダーだと勘違いします。

一度主従関係が逆転すると、指示に従わない、触ろうとすると唸る、飼い主を噛むといった問題行動がエスカレートします。

特に噛み癖は深刻です。

ポメラニアンは恐怖や不快感に対して逃避ではなく攻撃(噛む)を選択しやすい個体が多く、矯正には根気が必要です。

「噛めば要求が通る」と学習してしまうと、修正が非常に困難になります。

一貫したしつけができない飼い主の問題

しつけで最も重要なのは一貫性です。しかし、可愛い仕草を見せられると、つい許してしまう飼い主が後を絶ちません。

「今日はいいけど明日はダメ」というルールの不一致は、犬を混乱させ問題行動を助長します。

家族間でルールが統一されていないことも問題です。

お父さんは厳しいけどお母さんは甘い、という状況では、犬は都合の良い相手を選んで行動するようになります。

臭いが気になる…体臭やよだれのケアが大変

ポメラニアンは皮脂腺が発達しているため、独特の体臭があります。

定期的なケアを怠ると、臭いが部屋全体に充満し、来客時に恥ずかしい思いをすることになるでしょう。

体臭の原因と対策

体臭の主な発生源は、ダブルコートの密生した毛根から分泌される皮脂の酸化臭、歯周病による口臭、そして外耳炎による耳垢の発酵臭です。

推奨されるシャンプー頻度は月1〜2回ですが、洗いすぎは皮膚バリアを破壊し、逆に皮脂分泌を促進させてしまいます。

頻度と保湿のバランスが重要で、素人判断では難しい面があります。

また、前述の通り歯周病は平均治療費が62,000円と高額です。

全身麻酔下でのスケーリングや抜歯が必要になる前に、毎日の歯磨きで予防することが求められます。

しかし、嫌がる犬に毎日歯磨きをするのは想像以上に大変で、途中で挫折する飼い主も多いです。

トリミング費用の負担

美しい被毛を維持するためには、プロによる定期的なトリミングが不可欠です。

月に1回〜2ヶ月に1回、1回あたり5,000円〜7,000円が相場で、年間で約6万円〜8.4万円の固定費となります。

放置すると毛玉ができ、皮膚が引っ張られて炎症を起こすため、健康上のリスクにもなります。

それでも「ポメラニアン飼って良かった」と思える瞬間

幸せを感じる瞬間飼い主の実感
ふわふわの被毛触り心地の良さは唯一無二、ストレス解消効果抜群
飼い主への執着自分だけに見せる甘えた姿に特別感を感じる
番犬としての健気さ小さな体で家族を守ろうとする姿に心打たれる
日常の何気ない瞬間一緒にいるだけで幸福度が上がる
飼い主自身の成長責任感や忍耐力が養われる

ふわふわの毛に顔をうずめる至福の時間

抜け毛の多さには悩まされますが、それでもポメラニアンのふわふわとした被毛の触り心地は、他の犬種では味わえない極上の感触です。

仕事で疲れて帰宅した時、ソファでくつろぐポメラニアンの体に顔をうずめると、不思議と心が落ち着きます。

まるで高級なぬいぐるみのような柔らかさと温かさは、ストレス解消効果が抜群です。

撫でているだけで幸せな気持ちになれる、それがポメラニアンの最大の魅力と言えるでしょう。

定期的なブラッシングやトリミングで被毛を美しく保つ努力も、この至福の時間のためなら苦にならなくなります。

飼い主だけに見せる甘えた表情がたまらない

ポメラニアンは警戒心が強い犬種だからこそ、心を許した飼い主にだけ見せる甘えた表情や仕草には、何物にも代え難い特別感があります。

他人には威嚇的に吠えるのに、飼い主の前では全身で喜びを表現する姿を見ると、「自分だけが特別」という実感が湧いてきます。

膝の上に飛び乗ってきて、上目遣いで見つめられた瞬間、どんな問題行動も許せてしまいそうになります。

この「あなただけが大好き」という態度は、ポメラニアンの依存性の高さの裏返しでもありますが、飼い主にとっては何よりの癒やしになるのです。

小さな体で精一杯守ろうとする健気さ

番犬気質による吠え癖には悩まされますが、家族を守ろうと一生懸命に吠える健気な姿を見ると、愛おしさが込み上げてきます。

体重わずか2〜3kgの小さな体で、自分より遥かに大きな相手に対しても勇敢に立ち向かおうとする勇気には、心を打たれるものがあります。

散歩中に大型犬とすれ違う時、怖がるどころか「近づくな」と言わんばかりに吠えて威嚇する姿は、飼い主からすれば頼もしくもあります。

もちろん実際にはトラブルにならないよう制御する必要がありますが、この勇敢さがポメラニアンの魅力の一つです。

一緒に過ごす日常が何気なく幸せ

散歩、ごはん、遊び、昼寝…ポメラニアンと過ごす毎日の何気ない瞬間が、かけがえのない幸せに感じられるようになります。

朝起きると真っ先に駆け寄ってくる姿、ごはんを待ちきれずにクルクル回る仕草、散歩に行く準備をすると興奮して飛び跳ねる様子など、一つ一つの行動が愛おしくなります。

休日に一緒にのんびり過ごす時間は、何にも代え難いリラックスタイムです。

ソファで映画を見ながら隣で丸くなって寝ているポメラニアンを見ると、「この子のために頑張ろう」という気持ちが自然と湧いてきます。

生活の中心に犬がいる暮らしは、想像以上に豊かで温かいものです。

ポメラニアンとの生活で得られる成長

ポメラニアンを飼うことで、飼い主自身が人として大きく成長できるのも事実です。

問題行動に悩まされ、高額な医療費に頭を抱え、毎日のケアに追われる中で、責任感や忍耐力が自然と養われます。

思い通りにならないことへの対処法、計画的な金銭管理、時間の使い方など、犬を飼うことで学べることは数多くあります。

何より、自分以外の命を預かることの重みを実感し、自己中心的な考え方から脱却するきっかけになります。

大変なことも多いですが、その分だけ得られるものも大きい。それがポメラニアンとの生活です。

「ポメラニアン飼うんじゃなかった」と後悔しないための準備

準備項目具体的な確認内容最低基準
金銭的余裕初期費用30〜80万円、年間維持費18〜35万円、緊急医療費30万円以上貯蓄100万円以上
時間的余裕1日最低2時間は犬のために使える留守番6時間以内
住環境ペット可物件、滑らない床材、脱走対策済み全て満たす
家族の合意全員が飼育に賛成、役割分担明確、アレルギーなし全員一致
専門家の確保かかりつけ獣医、しつけ教室の選定迎える前に決定

飼う前に覚悟すべき金銭的負担を計算しておく

ポメラニアンを飼う上で最も現実的に考えなければならないのが、15年間で500万円を超える生涯コストです。

「小型犬だからお金がかからない」という認識は完全に誤りです。

初期費用の内訳

まず、ポメラニアンを迎える際の初期費用として、生体価格が20万円〜60万円(毛色や血統により変動)、登録・予防接種で約3万円、飼育用品(ケージ、クレート、トイレトレー、ベッド、食器など)で約5万円〜10万円、そして環境対策として滑り止め床材の敷設に数万円が必要です。

初期費用の合計は30万円〜80万円が目安となります。

年間維持費の現実

項目月額目安年額換算備考
フード代3,000〜8,000円36,000〜96,000円プレミアムフード推奨
おやつ代1,000〜3,000円12,000〜36,000円しつけのご褒美含む
消耗品費1,000〜3,000円12,000〜36,000円トイレシーツなど
トリミング5,000〜7,000円60,000〜84,000円月1回計算
医療費(積立)5,000円60,000〜100,000円予防接種・定期健診・突発治療
合計約1.5万〜3万円約18万〜35万円

15年間の生涯コスト試算

基本維持費として年間25万円(中間値)を15年間で375万円、シニア期医療加算として10歳以降の5年間で年間10万円追加の50万円、手術リスク予備費として膝蓋骨脱臼や骨折等の手術1〜2回分で50万円、初期費用50万円(生体含む中間値)を合計すると、総額約525万円となります。

これに加え、夏場の24時間冷房による電気代の増加、ペットホテルの利用料、予期せぬ追加医療費などを考慮すれば、600万円近い予算を見込むのが現実的です。

この金額を15年で割ると年間40万円、月額約3.3万円の継続的な支出が発生することを覚悟してください。

時間的余裕があるか生活スタイルを見直す

お金と同じくらい重要なのが、犬のために毎日確保できる時間です。

ポメラニアンは想像以上に手がかかる犬種で、1日最低2時間は犬のために使える時間がなければ、満足な飼育は困難です。

毎日のルーティンをシミュレーション

朝の散歩に30分、ごはんの準備と片付けに15分、夜の散歩に30分、遊びとトレーニングに30分、ブラッシングに20分、トイレ掃除に10分と、最低でも2時間15分は必要です。

これに加えて、週末にはしつけ教室に通ったり、動物病院に連れて行ったりする時間も確保しなければなりません。

留守番時間が長い(6時間以上)場合は要注意です。

フルタイムで働いている一人暮らしの方や、共働き世帯では、ペットシッターやドッグホテルの利用を検討する必要があります。

ただし、それには月数万円の追加費用がかかります。

ライフステージの変化を考慮

今は時間に余裕があっても、15年という長い期間の中で生活環境は大きく変わります。

転職、結婚、出産、親の介護など、予期せぬライフイベントが発生した時でも、犬の世話を続けられる体制を整えておくことが重要です。

住環境がポメラニアンに適しているか確認

飼育環境が整っていないと、犬の健康を損なうだけでなく、近隣トラブルの原因にもなります。

迎える前に必ず以下の点を確認してください。

賃貸住宅での注意点

まず大前提として、ペット可物件であることが必須です。

契約書を確認し、小型犬が飼育可能か、頭数制限はないか、敷金の追加が必要かなどを確認しましょう。

また、吠え声が響かないよう遮音性の確保が重要です。

床への防音マット、壁への吸音材の設置など、近隣への配慮を怠らないでください。

床材と関節保護

膝蓋骨脱臼(パテラ)の予防には、床の摩擦係数管理が極めて重要です。

一般的なフローリングは犬にとって氷上と同じで、歩行のたびに膝に微細なダメージが蓄積します。

コルクマット、タイルカーペット、ペット用コーティングフロアなど、爪が食い込みグリップが効く素材を選ぶことで、手術リスクを大幅に低減できます。

脱走対策

玄関やベランダからの脱走は命に関わる事故に繋がります。

ドアを開けた瞬間に飛び出さないよう、ゲートの設置やリードの装着を習慣化してください。

特に発情期のオスは脱走欲求が強くなるため、去勢手術を検討することも重要です。

家族全員の合意と役割分担を決めておく

「私だけが世話をしている」状態は、飼育放棄の大きな要因です。

家族で犬を迎える場合、事前に全員の合意を得て、明確な役割分担を決めておくことが不可欠です。

役割分担の具体例

朝の散歩はお父さん、夜の散歩はお母さん、週末のトリミング予約と通院は長男、ブラッシングは長女、トイレ掃除は当番制など、具体的にタスクを割り振りましょう。

「誰かがやるだろう」という曖昧な状態では、結局一人に負担が集中します。

アレルギー検査は必須

家族の誰かが犬アレルギーを持っていた場合、迎えた後では取り返しがつきません。

特に小さな子供がいる家庭では、事前にアレルギー検査を受けることを強く推奨します。

ブリーダーの元で実際に触れ合ってみて、症状が出ないか確認するのも有効です。

信頼できるプロ(獣医・トレーナー)を見つけておく

犬を飼い始めてから困った時に相談できる専門家の存在は、飼い主の心の支えになります。

迎える前から信頼できるプロを見つけておくことで、問題が起きた時にすぐに対応できます。

かかりつけ獣医の選び方

自宅から近い場所に、夜間・休日診療に対応している動物病院があるか確認しましょう。

口コミサイトやSNSで評判を調べ、実際に見学に行って雰囲気を確かめるのも良いでしょう。

獣医師との相性も重要で、質問しやすい、説明が丁寧、費用を事前に提示してくれるなど、信頼できる病院を選んでください。

しつけ教室は早めに通い始める

パピー期(生後3〜4ヶ月)の社会化期に参加できるしつけ教室を探しましょう。

相場は1回3,000円〜5,000円です。自家トレーニングに限界を感じた場合は、個別トレーニング(自宅訪問型、1時間5,000円〜10,000円)の利用も検討してください。

ただし、飼い主自身が変わらなければ効果は持続しません。プロに丸投げするのではなく、飼い主も一緒に学ぶ姿勢が重要です。

ポメラニアンを飼って後悔しやすい人・幸せになれる人

判定特徴
❌ 向いていない完璧主義、長時間留守がち、抜け毛・臭いに敏感、経済的余裕なし
⭕ 向いている犬中心の生活OK、小さな成長を喜べる、しつけに根気強い、経済・時間的余裕あり

こんな人はポメラニアン飼育に向いていない

ポメラニアンとの生活が辛くなり、後悔や飼育放棄に繋がりやすいタイプがあります。

以下に当てはまる方は、飼育を再考すべきです。

完璧主義で犬の失敗を許せない人

トイレの失敗、吠え癖、いたずらなど、犬は必ず問題行動を起こします。

それを「しつけができていない恥ずかしいこと」と捉え、完璧を求めてしまう人は、犬にも自分にもストレスをかけ続けることになります。

犬は生き物であり、機械ではありません。

失敗を受け入れる心の余裕が必要です。

長時間留守がちで犬を一人にする生活の人

フルタイム勤務で朝8時に出て夜8時に帰宅するような生活では、犬は12時間も一人で過ごすことになります

これは分離不安を引き起こす典型的なパターンで、犬の精神崩壊を招きます。

「可愛いから飼いたい」という気持ちだけでは、犬を幸せにできません。

抜け毛や臭いに敏感でこまめな掃除が苦手な人

換毛期の抜け毛は災害級です。毎日掃除機をかけても追いつかず、部屋中に毛が舞います。

これに耐えられない、または掃除を後回しにしてしまう人は、不衛生な環境で犬にも自分にも悪影響を及ぼします。

清潔を保つマメさがない方には向いていません。

犬にお金をかけたくない、初期費用だけで済むと思っている人

「生体価格さえ払えば後は大丈夫」と考えているなら大間違いです。

毎月数万円の維持費、突発的な医療費、15年で500万円を超える生涯コストを理解していない人は、経済的困窮から飼育放棄に至る可能性が高いです。

こんな人はポメラニアンと幸せになれる

逆に、以下のような特徴を持つ人は、ポメラニアンとの生活を心から楽しめる可能性が高いです。

犬中心の生活にシフトできる覚悟がある人

友人との飲み会を断る、旅行の計画を犬に合わせる、休日は犬と過ごすなど、生活の優先順位を犬に置ける人は、ポメラニアンと幸せな関係を築けます。

自分の時間を犠牲にすることを苦痛ではなく喜びと感じられるなら、理想的な飼い主です。

小さな成長や変化を見つけて喜べる人

「今日は吠える回数が1回減った」「トイレの成功率が上がった」など、わずかな進歩に喜びを見出せる人は、しつけのモチベーションを維持できます。

結果をすぐに求めず、長い目で見守れる忍耐強さが重要です。

しつけに根気強く向き合える人

何度失敗しても諦めず、一貫したルールで根気強く教え続けられる人は、必ず犬との信頼関係を築けます。

感情的に叱るのではなく、冷静に対処できる自制心も必要です。

経済的・時間的余裕があり、15年先まで責任を持てる人

最も重要なのは、15年という長期間、どんな状況でも犬の世話を続けられる覚悟です。

経済的に安定しており、突発的な出費にも対応できる貯蓄がある、時間的にも余裕があり毎日のケアを継続できる、そしてライフステージが変わっても責任を放棄しない強い意志を持っている人だけが、ポメラニアンを本当に幸せにできます。

後悔しないために今知るべきポメラニアンの真実

  • ポメラニアンは小型犬なのに驚くほど吠え声が大きく、近隣トラブルのリスクがある
  • トイレのしつけは個体差が大きく、完璧に覚えるまで数ヶ月から1年以上かかることも
  • 換毛期の抜け毛は災害級で、毎日の掃除とブラッシングが必須
  • 分離不安を発症しやすく、留守番時の破壊行動や粗相が深刻な問題になる
  • 膝蓋骨脱臼の手術は片足20〜40万円、気管虚脱の治療は50万円以上かかる
  • 15年間の生涯コストは約525万円、年間40万円の継続的な支出を覚悟する
  • 頑固な性格で主従関係が崩れやすく、一貫したしつけと根気が必要
  • 皮脂腺が発達しているため体臭があり、定期的なケアが不可欠
  • 飼う前に金銭的負担、時間的余裕、住環境、家族の合意を必ず確認する
  • 長時間留守がちな人、完璧主義な人、経済的余裕がない人には向いていない
  • 犬中心の生活にシフトできる覚悟があり、小さな成長を喜べる人は幸せになれる
  • 信頼できる獣医やトレーナーを迎える前から見つけておくことが重要
  • それでもふわふわの被毛、飼い主だけに見せる甘えた表情、健気な姿に癒やされる
  • 大変なことも多いが、その分だけ飼い主自身も成長できる
  • 厳しい現実を受け入れる覚悟があれば、きっと飼って良かったと思える日が来る

コメント

タイトルとURLをコピーしました