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ビションフリーゼの寿命を延ばす6つの秘訣!病気リスクと医療費の現実

ビション・フリーゼ

真っ白な綿菓子のような姿で、見ているだけで癒されるビションフリーゼ。

その愛らしさに魅了されて飼育を検討している方も多いのではないでしょうか。

でも、ちょっと待ってください。

ビションフリーゼの寿命がどれくらいか、きちんと把握していますか?

ビションフリーゼの平均寿命は約14.6歳とされていますが、これはあくまで平均値です。

実際には、皮膚病や膝蓋骨脱臼といった病気のリスク、そして年間12万円以上かかるトリミング代に加えて高額な医療費の現実があります。

長生きできるかどうかは、飼い主の日々のケアと覚悟次第で大きく変わってくるんです。

かわいいだけで飼い始めて、病気や医療費の負担に耐えきれず後悔する人も少なくありません。

10歳を人間に換算すると56歳、そこからシニア期に入り介護が必要になる可能性も出てきます。

体重管理を怠れば関節に負担がかかり、歯磨きをサボれば心臓病のリスクが高まります。

この記事では、ビションフリーゼと15年以上幸せに暮らすために知っておくべき寿命の真実と、健康寿命を延ばすための具体的な方法をお伝えします。

値段やブリーダー選びも大切ですが、まずは長く一緒にいられるかどうかの覚悟を固めてください。

  • ビションフリーゼの平均寿命と最高齢記録、他の小型犬との比較
  • 年齢を人間に換算した場合の目安と、各年齢で注意すべきポイント
  • 皮膚病・膝蓋骨脱臼・歯周病など、かかりやすい病気と実際の医療費
  • 寿命を縮める5つのNG行動と、長生きさせるための6つの秘訣

ビションフリーゼの寿命は何年?平均年齢と長生き記録の真実

ビションフリーゼを家族に迎えるなら、何年一緒にいられるのかは最も重要な情報です。

ここでは最新のデータをもとに、寿命の実態を詳しく解説します。

平均寿命は14〜15歳…でも健康寿命はもっと短い

国内最大規模のペット保険会社であるアニコム損害保険が発行した『家庭どうぶつ白書2023』によると、ビションフリーゼの平均寿命は14.6歳とされています。

この数値は、全犬種の平均寿命である14.1歳を上回っており、小型犬の中でも比較的長生きする犬種といえます。

ただし、ここで注意したいのは「平均寿命」と「健康寿命」は別物だということです。

平均寿命が14.6歳だとしても、最後の2〜3年は白内障で視力を失っていたり、膝蓋骨脱臼による関節炎で歩行が困難になっていたり、認知症の症状が出ていたりするケースが少なくありません。

自立して元気に過ごせる期間、つまり健康寿命は12歳前後と考えておくのが現実的です。

実際、多くのビションフリーゼが12〜13歳頃から何らかの介護が必要になり始めます。

歯周病で歯を失って柔らかい食事が必要になったり、関節の痛みで散歩を嫌がるようになったり、トイレの失敗が増えたりするんです。

最高齢記録は19歳、でも21歳の噂は本当?

ビションフリーゼの最高齢記録として信頼できるのは19歳です。

一部のコミュニティでは「21歳まで生きた」という報告もありますが、獣医師による公式な診断書や出生証明書を伴う確実な記録としては確認できていません。

19歳という年齢は、人間でいえば90歳を超える超高齢です。

ここまで長生きできるのは、遺伝的に恵まれていることに加えて、飼い主が徹底した健康管理を続けた結果といえるでしょう。

ビションフリーゼが10歳なら人間は何歳?年齢換算表で見る老化スピード

犬の1年は人間の7年、という計算式を聞いたことがあるかもしれませんが、これは現在では正確ではないとされています。

小型犬は成長期の老化スピードが速く、成犬になってからは緩やかになるという特徴があるんです。

最新の獣医学的知見に基づく計算式では、生後2年で人間の24歳に相当し、その後は1年ごとに4歳ずつ年を取るとされています。

この表を見ると分かるように、ビションフリーゼが10歳の時点で人間の56歳に相当します。

「まだまだ若い」と油断していると、実は立派なシニア犬なんです。

特に7歳を過ぎたら、見た目は変わらなくても体の中では確実に老化が進んでいます。

この時期から予防医療に力を入れるかどうかで、その後の健康寿命が大きく変わってくるんです。

他の小型犬と比べて寿命は長い?短い?

ビションフリーゼの寿命を他の人気小型犬種と比較してみましょう。

この比較から分かるのは、ビションフリーゼは心臓病や呼吸器疾患による突然死のリスクが、チワワや短頭種に比べて低いという点です。

ビションフリーゼの通院理由で最も多いのは皮膚疾患や目の疾患です。

これらは直接命を奪う病気ではありませんが、生活の質を著しく下げる厄介な問題なんです。

つまり、ビションフリーゼは「大きな病気で急に亡くなる」よりも、「小さな不調を抱えながらも長生きする」傾向が強い犬種といえます。

とはいえ、皮膚病の痒みは本当にストレスになります。

放置すれば免疫力が下がり、他の病気にもかかりやすくなってしまうので、決して軽視できません。

ビションフリーゼがかかりやすい病気と医療費の恐ろしい現実

ビションフリーゼと長く暮らすためには、どんな病気のリスクがあり、実際にいくらかかるのかを知っておく必要があります。

ここでは現実的な医療費も含めて解説します。

皮膚病・アレルギー|一生付き合う覚悟が必要

ビションフリーゼの最大の弱点、それが皮膚です。

アニコム損保のデータでは、全通院理由の約3割を皮膚疾患が占めているという驚きの結果が出ています。

なぜビションフリーゼはこれほど皮膚病になりやすいのでしょうか。

理由は、あの美しいダブルコートの巻き毛にあります。

密集した被毛は通気性が悪く、日本の高温多湿な気候では皮膚が蒸れやすいんです。

そこに汗や皮脂が溜まると、細菌や真菌(カビ)が繁殖して皮膚炎を引き起こします。

主な皮膚疾患と症状

犬アトピー性皮膚炎は、ハウスダストや花粉などが原因で起こるアレルギー反応です。

遺伝的な体質が関係しているため、親犬がアトピー持ちだった場合、子犬も発症する可能性が高くなります。

症状としては、足先を執拗に舐め続ける、顔を床にこすりつける、耳の後ろを掻きむしるといった行動が見られます。

膿皮症は、皮膚の常在菌であるブドウ球菌が異常増殖して、発疹や脱毛を引き起こす病気です。

特に梅雨から夏にかけて悪化しやすく、独特の体臭を放つようになります。

外耳炎も非常に多い疾患です。

ビションフリーゼは垂れ耳で、しかも耳の中にも毛が密生しているため、耳道の通気性が最悪なんです。

マラセチアという酵母が繁殖すると、茶色い耳垢が大量に出て、強い痒みと悪臭を伴います。

治療費は月2〜3万円が一生続く可能性も

皮膚病の治療費は、症状の重さによって大きく変わります。

軽症であれば診察料と薬代で月7,000円程度で済むこともありますが、重度のアトピーで継続的な治療が必要な場合、月に2〜3万円かかることも珍しくありません。

特に高額なのが、オクラシチニブ(商品名:アポキル)という痒み止めの薬です。

ステロイドより副作用が少ないため推奨されますが、1錠300〜400円と高価で、毎日飲ませる必要があります。

月に1万円以上が薬代だけで消えていくんです。

さらに、アトピーは完治が難しく、一度発症すると生涯付き合っていく病気です。

仮に5歳で発症して15歳まで生きたとすると、10年間で240万円〜360万円の治療費がかかる計算になります。

これに加えて、週1〜2回の薬浴(薬用シャンプー)も必要です。

自宅で行えば費用は抑えられますが、ビションフリーゼのような被毛の密度が高い犬種は、完全に乾かすのに1時間以上かかります。

生乾きのままだと逆に菌が繁殖するので、中途半端なケアはかえって逆効果なんです。

膝蓋骨脱臼・関節疾患|歩けなくなるリスク

膝蓋骨脱臼、通称パテラは、小型犬の宿命ともいえる整形外科疾患です。

膝のお皿(膝蓋骨)が、本来収まるべき溝から外れてしまう状態を指します。

ビションフリーゼはトイプードルと同様に、この病気の好発犬種です。

活発に走り回る性格も、リスクを高める要因になっています。

グレード別の症状と予後

膝蓋骨脱臼は、重症度によって4つのグレードに分類されます。

Grade 1や軽度のGrade 2であれば、体重管理と適度な運動で進行を抑えることも可能です。

しかし、Grade 3以上や、痛みを伴うGrade 2では手術が強く推奨されます

放置すると骨が変形し、前十字靭帯断裂という更に深刻な怪我を併発するリスクが高まるんです。

手術費用は片足30〜50万円

膝蓋骨脱臼の手術費用は、病院や術式によって異なりますが、片足で25万円〜45万円、両足同時に行う場合は60万円前後が相場です。

これには麻酔前検査、手術、入院費(3〜7日)、術後の痛み止めなどが含まれます。

さらに厄介なのは、手術をしても完治するとは限らないという点です。

術後のリハビリを怠ると、筋力が落ちて再発することもあります。

また、片足を手術しても、もう片方の足に負担がかかって悪化するケースも少なくありません。

そして、若い頃にパテラの手術をせずに保存療法で維持してきた場合、シニア期に入って筋力が低下すると、突然歩けなくなることがあります。

この「歩けなくなること」が全身の衰弱を招き、寿命を縮める最大の要因の一つなんです。

歯周病・心臓病|放置すれば命に関わる

口の中の問題が、心臓の病気につながる。

にわかには信じがたいかもしれませんが、これは歯周病の最も恐ろしいリスクです。

犬の歯周病は人間よりも進行が速く、3歳以上の犬の約80%が歯周病予備軍とされています。

ビションフリーゼは口周りの被毛が長く、食べカスや唾液が付着して細菌が繁殖しやすい環境にあります。

また、マズル(鼻先)が短めの個体では歯が密集しており、歯間の清掃が困難です。

歯周病菌が心臓に到達するメカニズム

歯周病が進行すると、歯茎が炎症を起こして出血しやすくなります。

この傷口から歯周病菌が血管に入り込み、血流に乗って全身を巡るんです。

そして心臓に到達すると、心臓の弁に付着して炎症を起こし、僧帽弁閉鎖不全症という病気を引き起こすリスクが高まります。

僧帽弁閉鎖不全症は進行性の病気で、初期は無症状ですが、やがて咳が出るようになり、最終的には肺に水が溜まって呼吸困難に陥ります。

この状態まで進むと、余命は数ヶ月から数年と言われています。

歯石除去の費用と頻度

予防的な歯石除去(スケーリング)は、全身麻酔下で行われるため、1回3万円〜5万円かかります。

抜歯が必要なほど悪化している場合は、10万円〜15万円に跳ね上がります。

理想的には、3〜5年に1回程度の歯石除去を行うのが望ましいとされています。

しかし、高齢になると麻酔のリスクが高まるため、12歳を過ぎると麻酔処置自体を避ける選択をする飼い主も多いんです。

だからこそ、若い頃から毎日の歯磨きを習慣化し、そもそも歯石を付けないことが何より重要になります。

歯磨きを怠った代償は、老後に必ず返ってくるんです。

トリミング代だけじゃない…生涯医療費の覚悟

ビションフリーゼの生涯にかかる費用を、現実的な3つのシナリオで試算してみましょう。

これに加えて、トリミング代が年間12万円、15年で180万円かかります。

つまり、最低でも350万円、病気が重なれば550万円以上の費用を覚悟する必要があるんです。

ペット保険に加入していれば負担は軽減されますが、保険料自体も月3,000円〜(若齢時)で、加齢とともに上昇します。

12歳を超えると月1万円を超えるプランもあり、保険に入っていても安心とは言えません。

さらに注意したいのは、膝蓋骨脱臼や歯科治療が補償対象外になっている保険プランが存在する点です。

加入前に約款をしっかり確認しないと、いざという時に使えないという事態になりかねません。

ビションフリーゼの寿命を縮める5つのNG行動

どんなに愛情を注いでいても、知らず知らずのうちに寿命を縮める行動をしてしまっているかもしれません。

ここでは絶対に避けるべきNG行動を解説します。

トリミングをサボる→皮膚病→寿命が縮む悪循環

ビションフリーゼのトリミングは、美容ではなく医療行為です。

月1回のトリミングを2〜3ヶ月に1回に減らしたらどうなるか、想像してみてください。

まず、毛が絡まってフェルト状の毛玉になります。

この毛玉が皮膚に密着すると、皮膚が呼吸できなくなり、汗や皮脂が溜まって細菌やカビの温床になるんです。

特に脇の下、耳の後ろ、股の間は毛玉ができやすく、気づいた時には既に皮膚が真っ赤に炎症を起こしていることも珍しくありません。

さらに、肛門周りや足裏の毛が伸びると、排泄物が付着して不衛生になり、フローリングで滑って転倒するリスクも高まります。

転倒が膝蓋骨脱臼を引き起こし、手術が必要になることもあるんです。

「トリミング代を節約したら、その10倍の医療費がかかった」というのは決して大げさな話ではありません

実際、毛玉だらけの状態で連れてこられる犬ほど、皮膚病を併発しているケースが多いとトリマーも証言しています。

「かわいい」からとおやつを与えすぎる肥満地獄

ビションフリーゼの適正体重は3〜6kgです。

豊かな被毛に隠れて体型の変化が分かりにくいため、気づいたら1kg太っていたということがよくあります。

「たった1kg」と思うかもしれませんが、体重5kgの犬が1kg太るのは、体重50kgの人間が10kg太るのと同じインパクトです。

これがどれほど関節に負担をかけるか、想像できますよね。

肥満は膝蓋骨脱臼のリスクを飛躍的に高めるだけでなく、心臓にも負担をかけます。

さらに、脂肪細胞は炎症物質を放出する内分泌器官でもあるため、肥満状態は体全体が慢性的な炎症を起こしている状態なんです。これががんや老化を促進します。

海外の研究では、適正体重を維持した犬は肥満犬に比べて約2年長生きしたというデータもあります。

おやつを与える時の一瞬の喜びと、2年の命。

どちらが大切か、答えは明白です。

運動不足で筋力低下→老後の介護が地獄に

小型犬だから散歩は必要ない、室内で遊ばせれば十分。

そう思っていませんか?それは大きな間違いです。

ビションフリーゼは見た目以上に活発で、1日2回、各20〜30分程度の散歩が推奨されています。

散歩は単なる気分転換ではなく、後ろ足の筋肉を維持するための重要な運動なんです。

若い頃から運動不足で筋力が低下していると、シニア期に入った途端に歩けなくなることがあります。

特に膝蓋骨脱臼を抱えている犬は、筋力が唯一の支えです。

筋肉が落ちれば、手術をしていなくても症状が悪化し、手術をしていても再発するリスクが高まります。

歩けなくなった犬の介護は、想像以上に過酷です

排泄の補助、床ずれの予防、寝返りのサポート。

これを毎日、数年続けるのは精神的にも肉体的にも大きな負担になります。

そして、介護疲れから愛犬との関係が悪化するケースも少なくないんです。

歯磨きをしない飼い主の怠慢が命を奪う

歯磨きを嫌がるから、という理由でケアをサボっていませんか?

確かに、犬の歯磨きは簡単ではありません。

でも、それを理由に放置していいほど軽い問題ではないんです。

歯垢は3日で歯石に変わります。

一度歯石になってしまうと、家庭での歯磨きでは除去できません。

そして歯周病が進行すると、先述したように心臓病のリスクが高まります。

毎日の歯磨き習慣の有無で、寿命が5年変わるという獣医師もいます。

これは決して大げさではなく、歯周病による全身への影響を考えれば十分にあり得る話なんです。

いきなり歯ブラシを口に突っ込むのではなく、まずは口周りを触ることに慣れさせる。

ガーゼ磨きから始めて、徐々に歯ブラシに移行する。時間はかかりますが、これが愛犬の命を守る最も確実な方法です。

定期検診をケチって手遅れになるパターン

「元気だから病院に行く必要はない」。これが最も危険な考え方です。

犬は本能的に弱みを見せない動物です。

症状が表に出た時には、既に病気がかなり進行しているケースが多いんです。

特に腎臓病や心臓病は、初期段階では無症状で、飼い主が気づいた時には手遅れになっていることも珍しくありません。

年1回の血液検査とエコー検査で、初期の異常を発見できます。

費用は1万5,000円〜2万5,000円程度ですが、この投資が数十万円の治療費を回避し、数年の命を救うこともあるんです。

特に7歳を過ぎたら、年2回の健康診断に切り替えることを強く推奨します。

半年の間に急激に悪化する病気もあるため、年1回では不十分なケースがあるからです。

定期検診をケチった結果、末期の腎不全が見つかり、余命数ヶ月と宣告される。

こんな後悔をする飼い主を、獣医師は何人も見てきています。

あなたには、そうなってほしくありません。

ビションフリーゼの寿命を延ばす6つの秘訣

NG行動を避けることも大切ですが、さらに積極的に健康寿命を延ばすための具体的な方法を実践しましょう。

ここでは実際に長生きしたビションフリーゼの飼い主が行っていた6つの秘訣を紹介します。

秘訣①:月1回のトリミング+毎日のブラッシングを死守

ビションフリーゼの健康管理で最も重要なのが、皮膚トラブルの予防です。

そのためには、月1回のトリミングと毎日のブラッシングが絶対に欠かせません。

トリミングでは、プロの目で皮膚の状態をチェックしてもらえます。

発疹や脱毛、耳の中の異常など、早期発見につながることが多いんです。

また、肛門腺絞りや爪切りといった、家庭では難しいケアもまとめて行ってもらえます。

毎日のブラッシングは、余分なアンダーコートを除去して通気性を良くするだけでなく、皮膚の異常を早期発見する機会にもなります。

スリッカーブラシで毛流に逆らわず、皮膚を傷つけないように優しく根元から梳かしてください。

表面だけでなく、毛をかき分けて皮膚が見える状態で行うのがポイントです。

特に脇の下と耳の後ろは毛玉ができやすい要注意ゾーンです。

仕上げにコーム(金櫛)を通して、引っかかりがないか確認しましょう。

秘訣②:体重管理を徹底する(適正体重3〜6kg)

17歳まで自力歩行できたビションフリーゼの飼い主が実践していたのが、毎月の体重測定と100g単位での食事量調整です。

体重管理のコツは、数値だけでなくBCS(ボディ・コンディション・スコア)でも判断することです。

理想的な体型は、肋骨に触れて「薄い毛布の上から洗濯板を触る」程度の感触です。

「厚い布団の上から」のような感触であれば、既に肥満傾向にあります。

フードの給餌量は、パッケージに書かれている目安量を鵜呑みにせず、愛犬の体型と活動量に合わせて調整してください。

避妊・去勢手術後は代謝が落ちるため、従来の8割程度に減らす必要があることも覚えておきましょう。

おやつは1日の総カロリーの10%以内に抑えるのが鉄則です。

喜ぶ顔が見たくてついつい与えてしまう気持ちは分かりますが、それが愛犬の寿命を縮めていると考えれば、心を鬼にすることもできるはずです。

秘訣③:毎日30分の散歩+室内遊びで筋力維持

シニア期になっても自力で歩けるかどうかは、若い頃からの筋力維持にかかっています。

散歩は1日2回、各20〜30分を目安にしてください。

距離にすると1日トータルで2〜3km程度です。

これは単なる気分転換ではなく、後ろ足の筋肉を維持し、膝蓋骨脱臼の進行を抑えるための重要な運動なんです。

また、日光浴によるセロトニン分泌も、心の健康に不可欠です。

太陽の光を浴びないと、昼夜のリズムが崩れて認知症のリスクも高まります。

室内では、「ビションブリッツ」と呼ばれる突然の高速旋回ダッシュが見られることがあります。

これはストレス発散の一種ですが、家具への衝突や滑走事故に注意が必要です。フローリングには必ず滑り止めマットを敷設してください。

シニア期に入ったら、運動量は徐々に減らしていきますが、完全にやめてしまうのは逆効果です。

ゆっくりとした散歩でも、筋力維持と気分転換の効果は十分にあります。

秘訣④:毎日の歯磨きと年1回の歯石除去

長生きする犬に共通するのが、高齢になっても歯が綺麗だという点です。

これは偶然ではなく、歯周病菌による内臓ダメージが少なかった証拠なんです。

理想的な歯磨き頻度は毎日ですが、最低でも3日に1回は行ってください。

これ以上間隔が空くと、歯垢が歯石に変わってしまいます。

歯磨きのコツは、いきなり歯ブラシを突っ込まないことです。

まずは口周りを触ることに慣れさせ、ガーゼ磨きから始めて、最終的に犬用歯ブラシで歯周ポケット(歯と歯茎の境目)を狙って磨きます。

嗜好性の高い酵素入り歯磨きペーストを使うと、抵抗が少なくなることが多いです。

初期段階では、デンタルシートも有効な選択肢です。

それでも歯石が付いてしまった場合は、3〜5年に1回程度、動物病院で全身麻酔下での歯石除去を受けましょう。

費用は3〜5万円かかりますが、心臓病予防と考えれば決して高くはありません。

秘訣⑤:年1回の健康診断は絶対にサボらない

症状が出てから病院に行くのではなく、症状が出る前に異常を発見する。これが「先回り医療」の基本です。

年1回の健康診断では、血液検査、尿検査、レントゲン、エコー検査を受けることを推奨します。

これらの検査で、腎臓の初期異常、心臓の肥大、肝臓の数値異常、尿路結石の有無などが分かります。

特に7歳を過ぎたら、年2回の健康診断に切り替えてください。

犬の半年は人間の2年に相当するため、年1回では間隔が空きすぎるんです。

費用は標準コースで1万5,000円〜2万5,000円程度ですが、この投資が早期発見・早期治療につながり、結果的に医療費を抑えることにもなります。

何より、愛犬の苦しむ期間を短くできることが最大のメリットです。

秘訣⑥:ストレスフリーな環境づくり

ビションフリーゼは陽気で甘えん坊な性格ゆえに、孤独がストレスになりやすい犬種です。

飼い主との関係が良好で、留守番時間が短い、あるいは留守番トレーニングが完璧で不安を感じていない犬ほど、長生きする傾向があります。

ストレスは免疫力を低下させ、病気にかかりやすくする要因です。

分離不安が強い犬は、飼い主の外出中に自傷行為(足を舐め続ける、尻尾を噛むなど)を行うこともあります。

留守番トレーニングは子犬の頃から始めてください。

最初は5分から始めて、徐々に時間を延ばしていきます。

帰宅時に大げさに喜ばず、淡々と接することで「出て行っても必ず帰ってくる」という安心感を与えることができます。

また、質の高いスキンシップも重要です。ただ一緒にいるだけでなく、ブラッシングやマッサージを通じて、愛犬との絆を深めてください。

触れ合うことで、オキシトシンというホルモンが分泌され、飼い主にも犬にもストレス軽減効果があることが科学的に証明されています。

15年後も一緒に笑うために、今日から始める覚悟

  • ビションフリーゼの平均寿命は14.6歳だが、健康寿命は12歳前後
  • 10歳は人間でいう56歳、7歳からシニア期に突入する
  • 皮膚病は全通院理由の約3割を占め、月2〜3万円の治療費が一生続く可能性もある
  • 膝蓋骨脱臼の手術費用は片足で25〜45万円、放置すると歩けなくなるリスクがある
  • 歯周病菌が心臓病を引き起こし、寿命を5年縮めることもある
  • 生涯医療費は健康体で170万円、病気が重なれば370万円以上かかる
  • トリミング代は年間12万円、15年で180万円が必須費用
  • トリミングをサボると皮膚病リスクが急増し、結果的に医療費が跳ね上がる
  • 肥満は関節と心臓に負担をかけ、適正体重維持で寿命が約2年延びる
  • 運動不足で筋力が低下すると、シニア期に歩けなくなり介護が必要になる
  • 毎日の歯磨きと年1回の歯石除去が心臓病予防の最重要ケア
  • 7歳以降は年2回の健康診断で早期発見・早期治療を実現する
  • 月1回のトリミングと毎日のブラッシングが皮膚バリア機能を守る
  • 体重管理は100g単位で行い、おやつは1日の総カロリーの10%以内に
  • ストレスフリーな環境と質の高いスキンシップが免疫力を高める

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